詩とは自慰のようなものである…
そう、むかし誰かが僕に言った。
 
奇跡を
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    僕に奇跡はおこらない

    できる限りのことをやって

    あとは祈るしかない

    そのあとで起きるすべては

    ただの必然だから

    僕の知らない誰かにだけ

    奇跡はやってくる

    どうでもいい

    知りたくもない

    その人が手に入れたものだけ

    まぶしく見えた

    それを奇跡とよんだんだ
    【2016.06.17 Friday 23:51】 author : takenaka-poet
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    青空
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      てっぺんをみあげれば

      いつだって青く広がる

      そこには空が広がっていた。

      見あげたのはいつのことか

      思いだせやしなくて。

      そこにあったものが

      いまでもあるって

      信じているだけ。
      【2015.08.10 Monday 19:59】 author : takenaka-poet
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      苛立ち
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        愛よりほかに

        語るべきものなど

        何もない。
        【2015.06.09 Tuesday 13:26】 author : takenaka-poet
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        てんとう虫
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          みちくさをした にちようび

          みちばたに はながさいていた

          みどりの はっぱがきになって

          ぽつりとみつけた てんとう虫


          ぢっとみつめた ななつぼし

          せなかがわれて すこしハネがみえたら

          あっというまに とびたったから

          「ひょいっと」 もどした


          ぢっとみつめる ななつぼし

          せなかがわれて すこしハネがみえると

          あっというまに とんでゆくから

          「ひょいっと」 もどして


          ぢっとみつめた ななつぼし

          あざやかないろの せなかにのって

          わたしも もうすぐおうちにかえる

           
          【2015.05.12 Tuesday 23:18】 author : takenaka-poet
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          かわいけりゃなんでもいい
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          君があんまり可愛いからさ

          だから僕は大好きになったんだ。

          っていったら笑われたけれど

          人ひとり、くだらない奴なんていないんだから。見えるもので好きになるしかないじゃないか。
          【2015.05.03 Sunday 15:02】 author : takenaka-poet
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          世界の半分を…
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            「世界の半分をお前にやろう」

            みたいな台詞って、

            「おれとお前で生きよう!」

            っていう告白だったんじゃないかな。

            「おれにはお前しか見えないし、

             他には何もいらないし、

             二人だけの世界に行こう!

             俺の全てはお前の物だ、

             お前と二人で生きたいんだ!!」

            告白って難しいね。
            【2015.01.01 Thursday 04:10】 author : takenaka-poet
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            すききらい
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              とつぜん理不尽なこと言いだしたり

              そういうとこが嫌いだ

              一緒にいたいのに

              居られないのも嫌だ

              何もかも全部さ大っ嫌いだ

              どうしょうもなく愛してる

              好きの反対は

              嫌いなんかじゃないんだって

              さっきようやくわかった

              好きも嫌いもまとめて全部



              なんだって
              【2014.12.28 Sunday 03:21】 author : takenaka-poet
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              女の子
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                あるところに1000年を生きる女の子がいました。彼女は512年のときをすごし、その生涯を折り返したところです。

                それまでの人生で人を好きになったことも、もちろんありました。出会いと別れを何度かくりかえし、一生をともにしようとしたこともあります。けれども長生きな生き物の宿命で、もちろん彼女だけが取り残されることになりました。とても悲しく、やるせない気持ちになりました。それでも若かった彼女は、もう一度だけ恋に落ちました。

                はじめのうちは嬉しくてしようがありませんでした。幸せで胸がいっぱいだったからです。

                けれども日々がすぎていくうちに、思い出してしまう。わたしよりもはやく、あの人は死んでしまう。なにもかも無くなって、またあの日のように途方に暮れるだろう。あんな思いは2度としたくない、と彼女は思いました。

                ”だから、わたし「悲しみ」を捨てたの。”

                ある日、彼女はぼくにそう言いました。

                ”あなたが居なくなっても大丈夫、もう悲しむことはありません。”

                最後のときがやってきて、ぼくは少し涙を流し目を閉じました。彼女の代わりに泣けたらよかったんだけれど。

                ”ありがとう。”

                それが女の子が聴いた最後の言葉でした。

                ”うまく笑えていたかな、わたし。安心して、くれたかしら。”

                音もなく涙は流れつづけました。
                 
                【2014.04.29 Tuesday 21:07】 author : takenaka-poet
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                ともちゃん
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                  自分を変えるのは、なんだか怖い。

                  なんだか怖いから、変わらないでいる。

                  周りばかり変わっていく。

                  流されないように踏ん張る。

                  踏ん張る。

                  何もしなければきっと変わってしまう。

                  踏ん張っている。

                  ふんばりつづけている。

                  何もしなければ変わってしまうから。

                  あるがままのぼくは、

                  変わり続けるはずだったから。

                  変わって流れていゆく、

                  そして流され続ける。

                  流され続けるけるはずだった、

                  ぼくは踏ん張って。

                  ふんばりつづけて流れは止まった。

                  エブリバデ!

                  それ、なんて言おうか?
                  【2013.12.12 Thursday 23:58】 author : takenaka-poet
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                  誰かが
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                    きみとぼくとで世界は終わり。

                    あとは何だっていい。

                    きみが女の子で、
                    ぼくは男の子で、
                    だったら重なり合ってひとつになって。
                    おんなじでいい。

                    きみとぼくとで世界は終わり、
                    きみだけじゃ、
                    ぼくだけじゃ、
                    意味なんてないよ。

                    わかんなくなって探したってどこにも見当たらない。

                    輪郭をなぞり舌でたどってみても、
                    ぽっかりとあいた暗闇くらいしか見えない。

                    ぴったりとはまる誰かでもない、
                    きみの欠片は。

                    ぼくしかいない。
                    【2013.12.04 Wednesday 00:39】 author : takenaka-poet
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